平成24年決算委員会 議会・総務費 根岸議員発言(10月12日)

豊島区の魅力発信・ケーブルTV活用

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○根岸光洋委員 新たな広報の必要性ということで、例えば足立区では学校給食の本というのをつくって、「東京・足立区の給食室」、1,260円、7万7,000部が売れているということで、1つの区のPRです。学校給食に限定されていますけれども、こういうのが発行されているということで、新たな豊島区の魅力を発信するという意味で、シティセールス担当の課長もできたと伺っていますけれども、そういった点からはどういうふうな豊島の魅力の発信がされているのかお伺いしたいんですが。

○高橋シティプロモーション担当課長  私どもの課では、区内、それとまちの方の活動を取材いたしまして、私は民間から採用になりまして、民間から見て、何でこれがPRされていないのかというところを調査しまして、今186の雑誌、テレビ局5局に対してアプローチをしております。

○根岸光洋委員  まだこれからどんどん広がっていくと思うんですが、民間の目から見ていただいて、課長にはぜひ豊島の魅力をさらにPRしていただきたいと思います。

ちょっと戻っちゃいます。ケーブルテレビの件だけ1点確認したいんですけれど、豊島ケーブルテレビでもいろいろなイベントが毎日、連日放映されています。この間、ある方からお伺いしましたら、これが実は東京デジタルネットワークというサービスがあるということで、これは課長は御存じでしょうか。

○矢作広報課長  ちょっと存じあげておりません。

○根岸光洋委員  これが実は関東、また全国、ケーブルテレビのネットワーク網がありまして、ある神奈川の方から東京の大塚の阿波踊りの映像が20分以上流れたよというお話を伺いました。としまテレビですかと、一般のテレビですかと聞いたら、としまレビですと。としまテレビの特集番組をこのケーブルネットワークでやっていました、こういうお話を伺ったんですね。

調べてみましたら、銚子とか東京都内の多摩とか、また秋田とか、こういったケーブルテレビがネットワークを組んで、それぞれの放映をお互いに時間をとってやっているということがわかりました。ぜひこういったところもよく調べていただいて、ぜひこういったところとも協力しながら、全国に豊島区の行事というのは変ですけれど、魅力をアピールしていただいて、来街者が少しでも多くなるようにしてもらいたいなと、こう思うところでございます。

定例記者会見の活用

○根岸光洋委員 それともう1つ、これは、決算には出てこない部分で、ここで関連として質問したいんですけれど、昨年からは区長みずから会見を開いて、豊島区もさまざまな行政サービスについてお話をされていると伺っておりますけれど、こちらの概要についてちょっとお伺いしたいんですが。

○矢作広報課長  昨年7月から区長の定例記者会見ということで、ほぼ月1回ペースで行っております。その時々で区として一番重要に思っている施策、あるいは区の独自性のある施策をテーマに取り上げまして、区長みずからが発信するということで、記者会見を行っております。

○根岸光洋委員  先ほどシティプロモーションの課長からもありましたけれど、各テレビとも連動しているということで、この媒体、紙ベース、新聞、マスコミにも出るんでしょうけれど、例えば高野区長の会見がテレビで放映されるとか、そういうところも視野に入れてやられているんでしょうかね。

○矢作広報課長  テレビ局のほうにもお声がけをしております。NHK、もちろんローカルでは、としまテレビ、MX、テーマによってテレビ局の取材も入る場合もございます。

○根岸光洋委員  ありがとうございました。最後にいたしますけれども、先ほど新庁舎ができて、そういう意味で、総務部長からも職員が意識啓蒙しなきゃいけないという話がありました。これはもう逆に言えば、豊島区に訪れた方々すべてに私たち豊島区に住んで働く者が二度と来たくないと、そう思われないように、変な話、全員が広報マン、区長が先頭になって今それをやっていただいているわけでございますけれども、私たち一人一人が豊島の魅力を発信していかなきゃいけないと、協働していかなきゃいけないということもあります。改めまして区の内外、日本じゅう、世界じゅうに豊島区の魅力を発信していただきまして、訪れたいまち豊島区、また住み続けたいまち豊島区の魅力を引き続き発信をしていただきたいということを申し上げまして、質問を終わります。

○高野区長  今、月例記者会見という形でありますけれど、なかなか毎月記者会見やるというのは大変なことでありますけれど、記者からもこういう定期的にやることに対して高い評価をいただきまして、いつも20社近くが必ず来られるということであります。それで、いろいろ質問等々が非常に気軽にできるような形の中で、今までにないような形で、今おっしゃるように豊島区の魅力を我々としてはいろいろな面で発信していきたいという思いが少しずつ積み上がってきているのではないか。

今後も定期的にこの月例記者会見はやっていきたいと思っておりますし、今おっしゃったような形の中で、いろいろな媒体を通じながら、やはりPRしていくというのがいかに大事かということを改めて感じたわけであります。いつも何か不祥事等々での記者会見というのは、頭を下げる機会以外には本当に何か豊島区の将来が暗いものになってしまうわけでありますので、積極的にいいニュースを発信していくように今後も努力していきたいと思っております。