平成29年予算委員会 3月16日全部の補足質疑 根岸①

Wi-Fiの整備

○根岸光洋委員  私のほうからは、若い世代の方にアンケートをとりまして、5項目ほど豊島区に要望したいということで2年ほど前に高野区長のほうにもお出しをしました。この中に5つほどあった大きな柱のうち、池袋はラーメン激戦区ということで、ラーメン大会をやってもらいたいという声もあったんですね。それは昨年、民間の力も大いに発揮していただいて、旧庁舎、公会堂のさようならありがとう記念イベントの中で、池袋初の豊島ラーメンミュージアムとして中池袋公園で開催されたということで、大変若い方からは、豊島区ではすごい取り組みをしていただいたということに関して感謝の声が上がっております。一方で、大きな柱でございましたWi-Fiの整備、こちらについて今回は御質問したいと思います。現在までの区の整備状況についてまずお伺いしたいと思います。

 

○秋山情報管理課長  私のほうからは区有施設と、今年度私どもで行いました防災の関係の2点についてお答えいたします。区の施設におきましては3施設、こちら本庁舎、西部区民事務所、東池袋分庁舎の3施設です。総務省の補助事業で設置した防災用のものが、救援センター34カ所と公園2カ所でございます。

 

○根岸光洋委員  それで今、区のほうありましたけれども、池袋駅周辺のほうにも9カ所やられて、この庁舎も中心として南池袋公園含めて、さらに年度末に新規9カ所整備予定とございますけれども、これについてはどちらになるんでしょうか。

 

○小椋文化観光課長  文化観光課のほうでは来街者向けインバウンド対策ということで、今年度9カ所、池袋駅周辺ということで計画をして、今年度中にWi-Fiのアクセスポイントを設置する予定となっております。

 

○根岸光洋委員  それでは、場所は未定ということで決まっていないということなんですか。わかっていればお願いします。

 

○小椋文化観光課長  具体的には東側に6カ所、西側に3カ所というような予定で考えて今、準備を進めているところとなっております。

 

○根岸光洋委員  わかりました。また具体的になったら教えていただきたいと思いますが、それで今ちょっと情報管理課長から出た区有施設3施設ということで、区の庁舎はよくわかるんですが、西部区民事務所に設置され、これ当然新しくできた事務所だと思うんですが、私、東部区民事務所の所属なものですから、東部区民事務所についてはどういう考えがあるんでしょうか。

 

○秋山情報管理課長  区有施設につきましては一定の予算の中で順番にということで、改築などを行うところを優先的にとなっております。来年度予算ではとしま産業振興プラザというのを予定しておりまして、現時点で来年度具体的に東部区民事務所というのは上がっておりません。

 

○根岸光洋委員  わかりました。東部の方が今いらっしゃいますから、ちょっとその辺は具体的に計画進めてもらいたいと思いますし、区民事務所、トイレとか空調とかやりましたけれども、バリアフリーの観点ではかなり厳しい点がございますので、せめてといっては変ですけれども、Wi-Fi整備をやっていただきたいと思います。

あと商店街のほうもありましたけれども、個別の店舗に146店舗設置をされたということですけれども、この辺についてはどんな感じで進められたのか。また、商店街、店舗にとってのメリットなどは、どういったことが挙げられるんでしょうか。

 

○小椋文化観光課長  こちら個別の商店ですとか、施設のほうにもアクセスポイントの切りかえということで、既にNTTの関係のWi-Fiを持っているところでこちらの豊島フリーWi-Fiの機能が使えるようにということで、区として委託業者を通じてそちらに切りかえをというようなお願いをしているものとなります。補助する形となっておりまして、その切りかえの費用の5,000円を区で負担するというようなものとなっております。そうすることによりましてその施設内でも豊島フリーWi-Fiをお客様がお使いいただけるというようなことで、利便性も高まっているのではないかというふうに考えております。

 

○根岸光洋委員  また改めて新年度もかなりふやすというふうに伺っていますけれども、どのくらいの予算どりというか、店舗数を考えていらっしゃるんでしょうか。

 

○小椋文化観光課長  来年度は、個別の店舗につきましては100店舗というようなことで予算のほうを計上してございます。また、これとは別に駅周辺のアクセスポイントを区で設置する分といたしましては、現在、池袋駅周辺を中心に進めているところですが、区内の別の駅のホームも今後整備をしていきたいと思っておりますので、そういった駅周辺にも10カ所というようなことで、具体的な場所については今後検討していきたいと考えてございます。

 

○根岸光洋委員  それとあとまた別に、例えば私、大塚なんですけれども、大塚の北口の商栄会でも商店街としてもWi-Fiの整備を進めていると伺っていますけれども、こういった商店街独自で進められているケースというのは今後、見込みがあるんでしょうか。

 

○渡辺生活産業課長  御指摘のとおり、大塚北口商栄会が27年度に東京都の補助金制度、新元気を出せ商店街事業の一つでございます商店街施設整備事業を利用して、整備をしております。今後の予定ということでは、巣鴨地蔵通り商店街が29年度にこの施設整備事業を活用してWi-Fi整備をするということで、現在申請が上がってきております。

 

○根岸光洋委員  わかりました。そういった支援もぜひやっていただきたいと思っています。このWi-Fi整備については、NTTのブロードバンドプラットホーム株式会社との協働によるということで、かなり多くの情報を得られるというふうに伺っております。東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、また、外国人旅行客の受け入れ環境の整備、観光情報の発信、そしてもう一つの大きな柱として災害時のライフライン確保ということで、先ほど課長からも整備についてお話がございましたけれども、この防災用のWi-Fiの整備について、その状況をお伺いしたいと思います。