平成27年予算委員会 全部の補足質疑( 3月12日)
新庁舎移転と有効活用
○根岸光洋委員  それでは、私ども公明党の最後の質問になりますが、私としては最後の質問になりますが、訂正します。
予算委員会長丁場でございました。
私からは新庁舎について、いろいろ人が動くということで、そういう観点から御質問したいと思います。大手の企業や大病院が移転とかすると、地域のいろんな経済とか人の動きが大きく変動するという意味では、今度の新庁舎の移転というものはそういったすべてのものを凌駕するような、そういった大異動というか、人の動きがあるんじゃないかなということから御質問させていただきます。
まず初めに、まずその基本となるところで現庁舎、こちらで働いている職員の方の数とか、1日に来庁される数とかというのはどうなんでしょうか。
○小池庁舎建設室長  新庁舎で働く職員の想定ということで、裏返せば現在の庁舎で働いている人数ということになりますけども、非常勤ですとか派遣、あるいは委託職員含めて今現在は1,400人の想定でレイアウト等を進めております。また、来庁者の数ですけども、こちらについては過去調査をした数字で申し上げますと、1日3,000から4,000人の来庁者の数がございます。
○根岸光洋委員  そうすると、現庁舎の数で計算して、現在と比べてふえるとも思うんですけど、そういうことでよろしいんですか。現在の数から比べて新庁舎に働く方とか来庁される方というのはふえるということでよろしいでしょうか。
○小池庁舎建設室長  大変失礼しました。新庁舎では現庁舎の働き方と比べて、例えば窓口業務の委託がふえたりしますので、職員の数としてはその部分がふえるということになっておりますけども、正規職員の数で申しますと、現在の庁舎の職員がそのまま新庁舎へ行きますので、数的には約1,000名程度ということで想定してございます。
○根岸光洋委員  来庁する数というのは、想定はどのぐらい、1日あたり、新庁舎のほうは、されているんでしょうか。
○小池庁舎建設室長  現在の庁舎で先ほど過去に行った調査数で申しますと3,000から4,000人ということですけれども、今回はその新庁舎でさまざまな目玉ということで申し上げましてつくっておりまして、例えばまるごとミュージアム、3、4階を特に土日開庁に合わせて回廊美術館に見立てて見学鑑賞していただく、あるいは10階の屋上庭園等々も区民に開放するというようなことを考えておりますので、実際何人程度、来庁者の数がふえるかというところは正確な数というのはちょっと見込んではございません。
○根岸光洋委員  ざっくりとした聞き方しましたけど、ふえるんだなということは予測しているんですけども、その1つとしては先ほど来あったような交通手段、アクセスもかなりよくなるということもございますし、また新庁舎ということで見学をしたいという方もいらっしゃるでしょうし、またその345日開庁するという意味では、今までよりは明らかにふえるんでないかなというか、そういうことを見込んでいるんです。
そんな中でまず1つ、これは今年度でございますけど、24日から29日の見学会、一般と、また団体の見学会を予定されているとございますけど、こちらについてはどのぐらいの方が、人数としてどのぐらいの方いらっしゃるんですか。
○小池庁舎建設室長  ただいま、委員御質問ありましたように、今月の24日から29日、こちらが新庁舎見学会ということで、広報等で御案内させていただいております。24日、これ火曜日ですけども、それから27日までの金曜日、この午前中は一般見学ということで、特に事前の申し込みもなく、新庁舎に自由に来ていただいて御見学をいただく。最後の土曜日、日曜日、これは終日ですけども、同じく一般見学ということで想定しております。また、平日の午後につきましては、日ごろから各部局で大変お世話になっている関係団体の皆様を御案内して内覧いただくということで、団体見学ということを想定しております。
この期間で、おおむねどの程度、見学者の方がいらっしゃるのかというところは、これもちょっと正直想定できないところなんですけども、例えば今回、新庁舎の御案内のパンフレットなどもこの期間に相当数出るだろうということで印刷をかけておりまして、その部数で申しますと、今我々用意しているのが3万部ほど用意をしてございます。
○根岸光洋委員  3万部ということで最大そのぐらい見込んでいるということに受けとめましたけども、また、この庁舎がいよいよ5月7日に開庁すると、見学会を見られた方も当然また業務とかお仕事とか手続とか、また視察とかいろんな形でいらっしゃると思うんです。豊島の森、これについても相当な宣伝というか、PRがされています。環境庁舎、また環境教育ということで私たちも伺っています。小・中学生の教育にも使うということなんですが、こちらについては年間でどのぐらいの数を環境教育と小・中学生使うような予定になっているんでしょうか。
○清野教育指導課長  区内のすべての小学校3年生全員が必ず年に一度、豊島の森を訪れるということで、今、教育課程編成をしております。また、それ以外の学年につきましても環境教育の一環ということで、この豊島の森を十二分に活用するようにということで今学校に指導しているところでございます。
○根岸光洋委員  わかりました。そういう子どもたちの教育にも十分使える、使えるというか機能するような庁舎だと思っていますし、またいろいろ他区からもたくさん、東京都からもいらっしゃるんじゃないかなと思いますし、それとまたあわせて防災教育とかそういったことにも使えるんじゃないかと思うんですが、そういう観点はいかがですか。
○清野教育指導課長  豊島の森の見学の折には今、委員御指摘のとおり防災、あるいは議場等ももし可能であればぜひ見学をさせていただいて、理科だけでなく社会、その他の教科とも関連づけながらこの庁舎を活用させていただければと考えております。