平成29年予算委員会 3月16日全部の補足質疑 根岸②

災害時のインフラ・電源の確保

○樫原防災危機管理課長  防災用のWi-Fiということで今年度つけたのは、先ほど情報管理課長がお答えしたとおり36カ所でございます。主にこのWi-Fiにつきましては、防災用ということではなくても池袋駅周辺については通常豊島フリーWi-Fiが使えるところではアクセスできるわけですので、それ以外のところということで、今年度防災用ということで救援センター、救援センターは住宅街の中にある当然小・中学校で、そういった場合でWi-Fiが使えないというところがかなりありますので、救援センターに避難してきた方たち、もしくは帰宅困難者としてたまたま徒歩でそこに立ち寄った方、もしくは通過をする方に情報収集のために使っていただこうということで救援センターを中心に整備をしました。プラス2カ所の公園につきましては、いわゆる帰宅困難者対策として東西の拠点と考えている公園でございまして、西口公園と、それから南池袋公園といことで2カ所につけたものでございます。

 

○根岸光洋委員  ちょっと戻ってしまいますが、商店街にとってのメリットということで、例えばリダイレクト先としてココシル池袋というのをやっているということを聞いたんですけれども、これは各店舗からかなりの情報が得られるということで、そういった各店舗に対する御利用がふえるのではないかと思うんです。この辺についてはいかがでしょう。

 

○秋山情報管理課長  リダイレクト先は、最初つなぐとつながる先ですけれども、ココシル池袋、民間の事業者がやっているところです。ここですと民間がやっていますので、各店舗の情報ですとかそういうものも載せられますし、区の文化の施策とか、区の情報というのも載せることができます。民間の利用者にとっても情報を載せることによって活用ができるものと考えています。

 

○根岸光洋委員  わかりました。どんどんこういった整備が進んでまいりまして、今度は同時に中身というか、ソフト面というか、情報をどうやって提供していくかということが大事だと思います。西武線の池袋駅構内がリニューアルされて観光案内所ができて、そこにも多くの外国人の方がいらっしゃる中で、特に池袋の限定品を求めていらっしゃる方が多いというようなニュースがございました。やはりそういった物を提供していくことによってより池袋の魅力が伝わって、池袋に行きたいなというお客様がふえるのではないかと思っています。

一方、若い方からのアンケートの中では、電源ですね。要するに接続することはできましたけれども、よく充電器を持ち歩いている方、若い方いっぱいいらっしゃいますけれども、こういった電源カフェなんていう情報もかなり出ているということで、そこに行けば接続することができる。そこにWi-Fiも整備されているというような電源カフェのアクセスもふえているとも聞いていますし、今は新幹線とか、公共施設の中でもそういう電源を確保できる制度というのはできています。東京都でも今度都バスのバス停に、小池知事のほうから出ていましたけれども、待ち時間の間やるんでしょうか、こういった都バスのバス停にもそういった電源を確保して、そこでお待ちになる方々がWi-Fiの整備とともに電源も確保するということも言われてございます。より使いやすい、またアクセスしやすい、そしてそういったものを持って池袋、豊島区の魅力を得やすいような整備が必要だと思いますが、この電源、こういったものについて考えがございましたらちょっとお知らせください。

ないようなので、済みません。今後、東京都と連携しながら豊島区も、より使いやすい、よりまた豊島区の魅力を発信しやすい環境整備に努めていただくこと、東部区民事務所もぜひお願いしたいということを一言つけ加えまして、質問を終わります。ありがとうございました。

 

○樫原防災危機管理課長  済みません、先ほどのWi-Fiの関係の電源の話でございますけれども、これは東京都のほうは防災用にも一部公園につけるというようなことも言ってございますが、ただ、これはかなり実際に帰宅困難者が集中したところに電源が幾つかあるだけということなりますと、殺到してしまいまして、逆に危ないということがありますので、そういったことも含めまして今後の検討課題というふうに考えてございまして、今、研究中でございます。