令和 2年予算委員会 3月13日全部の補足質疑根岸議員

【豊島区魅力発信マスメディア報道】

○根岸光洋委員  よろしくお願いいたします。議会日程も短縮の方向ということでございまして、私ども会派としましてはあと1名質問できるんですが、私のほうで最後ということにさせていただき、運営に協力していきたいと思っております。2回分しっかり、中身は濃くやりたいと思いますので、理事者の皆さんも、公明党最後でございますので、思いのたけを語っていただければと思っております。よろしくお願いいたします。

私、サンシャインシティを小学校3年生か4年生のときに、当時の旧池袋第二小、学校の校庭から建ち上がっていくのを見てきました。中学になってでき上がって、本当に豊島区といえばサンシャインシティということで、サンシャインシティに行くのが一つのステータスになっていたような思いがあります。時々行くと、どこかから来た地方の中学生にカツアゲされそうになったり、いろいろ嫌な思い出とか暗い思い出もありましたけども、そういったことを通して、豊島区のイメージというのが、やはり暗いとか汚いとか怖いとかそういう、友達に聞くとそういうことをよく言われました。ここ数年は消滅可能性都市なんて言われてきましたけども、しかし、これが住みたいまちランキングで上位になり、また、これは高野区長が進めてきた助成と、そして子育てしやすいまちという施策が大きく開花してきた結果じゃないかと思ってございますし、その上で質問の趣旨なんですが、広報戦略として魅力ある豊島区をさらに大きく広げていく、そういったことにぜひ力を注いでほしいなということの意味から御質問させていただきたいんです。

また、よく友達からも、きょうも豊島区が今テレビ出ているよとかメールいただいたり、今週も出るらしいよとか、そんな声もたくさんいただいてございます。Hareza池袋が間もなく大きく完成をし、また、トキワ荘がまた完成をし、そして区役所の新庁舎ができて以来、4つの公園が多くの人でにぎわっている。この間、南池袋公園を通りましたけども、足の踏み場もないくらいたくさんの方がいらっしゃっていたなというのを、やはり豊島区の魅力が今本当に大きく開花しているんだと思うんですね。こういったことを含めて、やはりこれを見て来る方、豊島区の魅力を見る方というのは、やはりテレビとか広報紙とか、さまざまなものを媒体見て来ると思うんですね。そういう意味では、まず最初にこのテレビとか媒体、どのぐらいのこういう、まず先に6大紙を含めた掲載の実績について、近年、ちょっとお聞かせいただけますか。

○佐藤広報課長  令和2年2月末現在でございますが、6大紙に私どもから257件リリースをいたしまして、123件が掲載されてございます。また、テレビは広報課で把握しているだけでも83の番組が放映されているところでございます。

○根岸光洋委員  本当にすごい数が新聞にも、きょうも載っている、あそこにも、あしたも載るという、また、あそこでもここでもという、ちなみに何かあしたは「アド街ック天国」ね、9時から、池袋西口やるということで、ナイツがゲストらしいんですけど、私も予約をしていましたけど、しっかり見て、池袋の魅力をさらにまた楽しみたいと思ってございます。それとまた、海外メディアとかもね、さまざま来ていると思うんです。そういう海外メディアはいかがでしょうか。

○佐藤広報課長  今年、海外メディアを中心としましたプレスツアーというのを開催いたしまして、こちら、9か国13名の記者の方がお見えくださいました。1日かけまして池袋の新しい見どころスポットを御案内しました後、区長と会見という形をさせていただきまして、多くの記者が区長の話に深い感銘を受けまして、記事もかなり多く出ているところでございます。

○根岸光洋委員  本当に日本だけじゃなく海外からも注目される、そういう豊島区、今はちょっとコロナウイルスのほうで若干観光客が減っていると思いますが、しっかりこれを続けながら、内外からのお客様を呼び込んでいきたいなというふうに思ってございます。

これ、私、平成24年か、のときに質問させてもらったときに、ある神奈川の方からケーブルテレビのネットワーク、これで豊島区の阿波踊りを見たというお話を伺ったんですよね。これ、調べてみたら結構全国的にいろんなケーブルテレビのネットワークがあって、多摩地方とか秋田とか、日本全国のそういうケーブルテレビがいろいろなことをお互いに放送し合っているってあったんですよね。こういうのも本当に、あまり気がつかなかったんですけど、こういうとこでも豊島区が取り上げられているということに、さらにさらにいろんな形を利用していっていただきたいなと思います。

4つの公園ということで、今これをとりつなぐのがIKEBUSであり、赤バスである、この池袋のシンボルとなっている新しいバスだと思うんですね。このバスの活用の仕方なんですけど、1回乗ったらもう乗りたくないよという声もあったなんて、この委員会でもありましたけど、例えば観光用としてね、目的としては電気バスということなので、そんな何回も乗るということはコンセプトにしていないと思うんです。ただ、乗った方がもう一回豊島区に行ったほうがいいよって、もう一回あのバス乗ったがいいよって言ってもらって、新しいお客さんを取り込めればいいんじゃないかなって、私はそうに思っています。その上で、このバスの活用なんですけど、これ、水戸岡先生とのいろんな話があるのかもしれませんが、私そう思ったんです。ある方がIKEBUS乗ったら何かバス停で、ここは南池袋公園で、ここはどういう公園で、また、この近くには雑司が谷の墓地があって、そこには夏目漱石さんがと、そこまで言わなかったかもしれませんけど、何か説明したというのを聞いたんですよね。それ、どうなっているんですかね、これ、何か説明してもいいのか、人によって違うのか、その辺ちょっと教えていただけますか。

○原島地域交通担当課長  バスの案内でございますけれども、録音につきましては当初、昨年の11月から運行開始して1月まで、蒼井翔太さんによる放送をしている。今現在でも、バス停についての御案内をしている。また、運転手によっては各自お勉強している方もいまして、バス停バス停で自分の言葉でお話ししている運転手もいるところでございます。現在、バス停ごとにそこの名所、それらを一つにしたマップ、それから、そういった一定のレベルの情報発信ができるようなことを各車両、統一的にできるようなことで、今考えております。

○根岸光洋委員  ぜひそういうのやっていったほうがいいんじゃないかなと思うんですよね。例えば修学旅行生が東京に来て、豊島区に来たらIKEBUSに乗って豊島の歴史を学んで帰っていくとか、また、そこからさらにおりて、乗っていただくだけでなく、そこをおりて、さらに豊島区の名所を回って、それを思い出に持ってまた帰っていただいて、帰ったらお父さんお母さんに話してもらって、ぜひ東京行ったら豊島区に行ってよと、そういうようなことが連鎖していくことがすごく大事じゃないかなと思います。例えばスタンプラリーをやってもいいでしょうし、または、海外からのお客さんに記念となる乗車券を発行してもいいでしょうし、さまざま考えられると思いますので、ぜひ、このIKEBUSを活用して、さらにまたいろんな媒体を活用して、豊島区の魅力を発信していただきたいなと思ってございます。

 

【区長定例記者会見】

○根岸光洋委員  それで、このテレビには、私もこれ、一番最初に取り上げたんですけど、たしか7年か8年ぐらい前には、高野区長が、記者会見というのも定例で行われるようになったと伺っています。月に1回やるというようなことで伺っていますし、最近それはどういうような感じで行われているんでしょうか、区長の記者会見は。

○佐藤広報課長  昨年の記者会見でございますが、秩父市や花王との共同記者会見をこちらの本庁舎の中で行ったほかに、Hareza池袋、池袋西口公園など、新しくできたスポットの現地でのぶら下がり取材という形で行っておりまして、2月末までに11回開催しているところでございます。

○根岸光洋委員  わかりました。こういうあらゆる手を使ってと言ったら変ですけど、まさに、区長が豊島区のリーダーと先頭立ってやっていただいているということも大事だと思いますし、その意味でもまた、私たち豊島区で働く者というか、職員も含めて、ここで生活する一人一人が、全員が豊島区の広報マン、そういう思いで区内外に豊島区の魅力を発信していく必要があるんじゃないかなと思ってございます。これからも住み続けたいまち、住み続けられる豊島区の魅力をさらにさらに発信していただくことをお願いしまして、最後に区長に御見解もいただいて終わりたいと思います。

○高野区長  本当に今、御質問のように、注目をされ、注目をされるということは、それだけ町に変化があるというようなことではないかと思っております。そして、数々いろいろ取り上げられておりますけど、私一番うれしいのは、職員がテレビに出る画面が、場面が非常に多くて、何かその辺でも職員の姿を見ると喜々として、自慢じゃないけどそういうようなメッセージを発信する、すばらしいことではないかと思っております。今日もこの予算特別委員会が始まる前に、NHKのほうで「あさイチ」という番組が、もう池袋全体を収録して、最後は区長のコメントだけ欲しいということで、月曜日の朝、「あさイチ」といったから、何かかなり長い時間放送する、また土曜日には「アド街ック天国」というような形の中でも、いろんなところが放映をということで、本当にそういう意味ではまちづくりが着実に進むその成果が、私は高い評価を得られてるんではないかと思っているわけでありまして、定例の記者会見もちゃんときちんとやるようにしておりますし、ただ、定例記者会見もいいことと悪いこともあります。できるだけ不祥事等々は、できるだけ早い段階できちんと処理して、そしてオープンにしていくというようなことを心がけておりますので。ただ、やはり記者会見というのはどきどきしますよね。記者のほうからどんな質問が出るかわからないというようなことでありますけど、できるだけ情報はたくさん出すように、いいことも悪いこともというように心がけておりますので、先ほどお話ししたように、本当に私だけではなくて、区の職員を初め町の人たちにも、いろんなテレビ、新聞等々に出る機会が多いということは、私大変この豊島区が非常に高い評価をされてモデルになりつつあるなという、そんな感触も持っておりますので、常に緊張感を持ちながら、前向きに進めてまいりたいと思います。