250311予特(第6日)_0009

平成25年予算特別委員会 清掃環境・都市整備・土木費( 3月 5日)

公園内放置バイク対策

○根岸光洋委員 それから、あわせて、これちょっと全然話が違うんで、公園の中の放置自転車とか放置バイクが見受けられるところがございます。こういったものについての規制というか、対策がどうなっているのか、まずお伺いしたいんですけど。

○石井公園緑地課長  公園の中のものにつきましては、自転車の道交法とか自転車法の背景がございませんので、シールを張るなりして勧告をして、1週間とかそういうような間、撤去されないもの、移動されないものについて、区の公園緑地課で撤去しているという状況でございます。

○根岸光洋委員  都にも相談したことがございまして、ある東池袋のところでは、自転車については撤去されているようですけど、バイクの不法駐輪が物すごいということで、町会とも話しまして、ここは高齢者の方がお散歩に来られたり、近くの保育園の子が遊びに来たりするような場所でございまして、大きなバイクがとまっていて、万が一事故があったらということでいろいろ検討させていただいて、入り口をチェーンをつけて、バイクが入らないようにしようと。4カ所あるうちの3カ所をとめたんですね。一時期的にはそれが減ったんですけど。

その間、苦情も入りまして、課長も御存じ、私にも入りましたけど、ベビーカーが入らないということで、そういう保護者の方から強烈なお怒りの電話が入ったり、また、高齢者を押してというか、そういう車いすを押してくる方からも、高齢者は児童遊園だから遊んじゃいけないのかと、そういうようなことも言われたり、大変に課長の担当の課のほうでも苦労されて、外したりつけたりを繰り返しながら、また警察に協力してもらって、外に出たときに一斉に摘発してもらうとかということを繰り返してやってまいりまして、最近はなくなったなと思ったら、また数台入ってきているような状況が見受けられるんですけど、このバイクについて何らかの対策というのを、抜本的対策というか、とれないものかお伺いしたいんですけど。

○石井公園緑地課長  ちょっと先ほど、答弁で申しわけございませんでした。一応、原動機付自転車ぐらいは撤去できるんですけど、大型バイクについては、やはり公園の法体系上、もう本当に遺失物とみなされる範囲でなければ撤去ができないというところがございます。それと、あと、重量がかなり大きい大型のものですので、私どもが持っている重機でつり上げて移動させるというところが非常に困難だというところがございます。

一昨年、2年ぐらい前ですか、道交法の改正がございまして、バイクに駐輪切符を切れるというような形になって、それが一斉に公園とかそういったものに流れ込んできて全国的な問題になっております。なかなか、これ、いろいろと難しい問題がございまして、いまだこれに対して本当に有効な手だてがないというところがございます。

一方で、移動円滑化とかそういうようなバリアフリーの観点で、本当に例えば電動車いすまではオーケーなんですが、乗用カートまで入るような幅をあけてしまうと、これはもう750ccのバイクとかそういったものがすべて入ってしまいます。そこらあたりのところも、本当にバリアフリーとの兼ね合いをしながら、やはり子どもの多いところについてはバイクを締め出して、せめて電動の車いすが入るぐらいの幅しかあけないという、そういうような対応で今行っているところでございます。

○根岸光洋委員  大変にモラルというか、バイクに乗られる方のモラルというのもあるんだと思いますけど区のほうでも大変苦労されているということですが、万が一、区の管理する公園で、先ほどの高齢者の方、または保育園の園児さんがそこで遊んでいてけがをしたという場合に、だれが一体が責任をとるのかといったときに、これは区としても責任をとらざるを得なくなると思いますので、ぜひそういった安全対策について、今後も大変な課題であると思いますけど、工夫をしていただいて、なくなるように努力していただきたいことを御要望して終わりたいと思います。