平成24年決算委員会 清掃環境都市整備土木 根岸発言(10月16日)

環境・再生エネルギー

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○根岸光洋委員 時間がございません。次に、環境のほうです。話を移らせていただきたいと思います。

先ほど来、環境についても出ていますけども、1つ、再生エネルギーについてということで出ておりました。世界の今、流れとしては、再生エネルギーが現在2008年で19%が、2035年には32%になると。日本はこれ、大幅におくれておりますけども、先進国であるデンマークやドイツ、スウェーデンでは、GDPは、例えばデンマークは1990年から2007年まで45%も伸びながら温室効果ガスの削減率、増加率というとマイナス13%ということで、日本は一般的には経済が成長すれば、そういったGDPが成長すれば温室効果ガスの増加もふえていくという考えがありますけども、他の再生エネルギーの先進国は、おおむねマイナス十数%しているということで、そういった取り組みを、ぜひ国を挙げてやることですけども、地域でも進めていただきたいと思います。

その一環として、大変ちょっと小さな話題になってしまいますけど、学校の屋上に太陽光パネルを設置しているという話が先ほどありました。これについても今、小学校、中学校、新しく新設されたところにはつけるということでありますけども、太陽光パネルによる学校の発電量、また学校の電気使用料への貢献度の度合いとか、また売電など、効果を直接はかるデータ分析が行われていないという、こういう監査報告がありますけど、これについてはどのようにお考えなのでしょうか。

○鈴木環境政策課長  委員御指摘のとおり、監査の報告書にもありますように、これまで太陽光パネル、新設する学校に、現在つけている以外に8カ所ほどつけております。ただし、これまでそういう観点で環境施策としてかかわってこなかったという点もございまして、その効果、あるいは出力の比較、電気料との相殺ぐあいですとかというデータ比較はこれまでされていなかったということが現実でございます。

○根岸光洋委員  そういう意味では、ぜひこういったものを、せっかくいいものをつくられてやっていますので、そういったCO2削減についての取り組みということで、子どもたちにも目の見えるところでありますし、また、区民にもわかりやすく効果を周知する必要があると、このように思います。また、他の既存の学校のほうにも、二重にとれるかどうか調査もしたほうがいいと指摘もございますので、こういった取り組みをぜひ進めてもらいたいと思いますけど、簡単に御答弁願います。

○鈴木環境政策課長  教育委員会と連携いたしまして、この問題を進めてまいりたいと思います。現在のところ、教育委員会では、来年度に向けて既存校の太陽光パネルが設置可能かどうかの調査をできるかどうかということを検討しているということですので、あわせて進捗に向けて進めてまいりたいと思います。

○根岸光洋委員  ありがとうございます。よろしくお願いします。