平成25年予算特別委員会 議会・総務費( 3月 1日)
シティプロモーション・文化資材を情報発信
○根岸光洋委員 続きまして、同じ豊島区の情報発信のものとして、今、池袋の乗降客数が250万人ということで、かつて300万人とか超えた時代もあり、伸びてきたものが、副都心線が渋谷まで開通した影響なのか、また、ことしもこの3月には、さらに横浜のほうまで、東横線と直結するということで、どう影響が出るかわかりませんけども、こういったピンチというかこういったことを、待ちではなくて攻めの豊島区の魅力の発信というのをしていくべきじゃないかと思います。
そういう意味でも、決算のときにもお話ししましたけど、シティプロモーションという専属の担当の課ができたということで、この活躍について伝え聞いているところもあるんですけども、そもそもシティプロモーションの業務とは何であるのか、この辺をちょっと課長に御説明いただきたいんですが。
○高橋シティプロモーション担当課長 委員の方に御質問いただいた内容についてお答えいたします。
私どもの業務は、効率的、戦略的に情報発信していくために、庁内で何が行われているかの調査をいたしまして、それとさらに、ほかのシティプロモーション担当課が設置されている自治体を調査し、効率的に発信していくように、各媒体ですね、今、212の媒体に対して発信しております。
○根岸光洋委員 それと、多くの、豊島区にもお祭りとかイベントがあると思うんですね。そういった地域の活動にも、当然のように、シティプロモーションさん、担当としてもかかわってきているとは思うんですが、そういったかかわってきた中で、何か今後、豊島区の発信できるような情報というかありましたら、御紹介いただきたいんですが。
○高橋シティプロモーション担当課長 私が着任してから調査した内容としましては、ほかの自治体にない取り組みといたしまして、教育連携ですとか、それから、がん対策、それから、駒込アートストリート、それから、すすきみみずくですね、こういった地元の活動、それから、ソメイヨシノの桜の活動も、ソメイヨシノという桜は非常に手がかかります。地元の方が協力して、消毒活動、剪定活動をやっておりますので、そういった活動に対して支援を今後もしていきたいと思います。
○根岸光洋委員 また、最近ですと、私の地元でもあります東池袋には、フランス文学の第一人者である鈴木邸の、そういったものを今後活用していくというようなことも伺っていますけど、こういった豊島区に今ある文化資材というか、そういった観光資材となるような、資源となるようなものについてもさまざまあると思うんですが、こういったもので何か特筆すべきものがございますでしょうか。
○高橋シティプロモーション担当課長 今、鈴木邸の件、御指摘いただきましたけども、私も委員に入っておりまして、毎回、著名な教授の方とお話をさせていただいております。
やはりNHKですとか放送局が食いつくのは鈴木邸。それから、今やっておりますモンパルナスの西田邸ですとか、結構、豊島区は、もともと文化のまちでございますので、そういった眠れる文化資材を掘り起こすのも私の役目と思っております。
○根岸光洋委員 ぜひそういったいろいろさまざま眠っている文化資材を、民間に鍛えられた目から掘り起こしていただいて、まさに広げていただきたいと思うんですね。