平成25年予算特別委員会 議会・総務費( 3月 1日)

あらゆる媒体で豊島区の情報発信

○根岸光洋委員 関連して、私は豊島区の情報発信という観点から、きょうお話ししているんですけども、最近の区議会だよりを見ましたら、非常に今回、後ろに視察来訪した全国の議会一覧というのが、初めてですか、載って、かなり多くの議会の方が、議会というか、行政の方も含めて、豊島区に視察にいらっしゃっているというのが、これは1つの豊島区の施策を全国に広めていくというか、知っていただく上でも、大変にいいなと思って見ていました。

今、広報としまも、かなり部数というか、送り届けるのが難しくなっていますけど、区議会だよりについては、これ、どういうような配布方法でなされているんでしょうか。

○城山議会総務課長  議会だよりにつきましても広報としまと同様でございます。

○根岸光洋委員  部数とか、その感じはどのぐらいですか。

○城山議会総務課長  現在、議会だよりでございますけども、新聞折り込みで9万4,000部ほど刷って配ってございます。その他1万部ほどを駅スタンド等に配置しておりまして、区民の利用、配布をさせていただいてございます。

○根岸光洋委員  わかりました。

この中にもいろんな施策とか、また議会の考え方、区の考え方もかなり網羅されているという意味では、区民の皆さんに知っていただくのは当然でしょうけど、こういう区外からの、また全国からの多くの来街者がいらっしゃるという意味では、非常に豊島区の情報を発信するには、1つのツールじゃないかなと思っていますし、私たちも視察に全国行くんですけども、そのときは、市の議会のページを見ますと、いろんな視察のスケジュールとか、受けられるメニューとか、今、この市が特徴を持っているものについてもいろいろホームページ上でも検索できますけど、豊島区では今ちょっとできないと思うんですけど、こういったことについての考えはいかがでしょう。

○城山議会総務課長  他の市議会等におかれましては、いろんなまちおこしの面も踏まえて、他団体の議会視察に便宜をしておるようでございます。特に視察の日程等をあらかじめ開示して、視察を受け入れやすいように配慮されております。

また、宿の手配等についても、議会が相当、手配をしていただけるとは聞いております。

本区は、本議会といたしましては、議会同士で議会を通じて視察を受け入れておりますけれども、そこまでのサービスができるかどうかということについては今後の課題でございます。しかしながら、議会調査活動は全国の議会を通じて相互主義に立って運営してございますので、他の議会の動向を見ながら、そういったサービスができるかどうかについては、今後検討してまいりたいと考えております。

○根岸光洋委員  わかりました。区議会だよりについてはこれぐらいにしておきたいと思います。

もう一度戻りまして、広報の活動についてで、最後なんですけども、前回の決算のときもお話ししましたけど、ケーブルテレビを活用した全国への情報発信ということで、東京デジタルネットワーク、TDNについてお話をしました。その後、私なりにも調べ、また担当課長に調べてもらいましたら、このとしまケーブルテレビが入っている中にTDNというグループ、これが約9社ぐらいですか、ありまして、秋田から山形、それから東京である多摩とか文京、千葉、そういったところの番組をそれぞれが、30分番組を月2回のペースで各局がローテーションで組んで流しているということをお聞きしまして、約100万世帯の全国の皆さんが、ケーブルテレビに入られている方がごらんになれるということで、私も、かつてお話ししたときは、神奈川で大塚の阿波踊りが放映されたというのを聞いたもんですから、ちょっと調べてみました。

また、見ますと、2013年3月、今月ですね、には、わがまち自慢「東京初!セーフコミュニティ国際認証取得」ということで、国際認証を取得した場面を30分番組にして、時間も月曜から木曜日の11時半からと毎日19時半から、これはとしまテレビですけども、他局もこういった形で豊島区の情報を見られているということで、これについて広報課長にもどうですかと言ったら、そのときは御存じなくて、後、調べていただいたんですけど、これ、全く豊島区としてお金がかかっていないと言ったら変な話ですけど、かかわっているところでもありますので、こういった番組を流してもらいたいという積極的なものをして全国に、またさらにこれをもっと、多くのケーブルテレビがあると思いますので、こういった情報網をとしまケーブルテレビと協働しながら進めていただくようにしていただきたいなと思うんですが、この点についてお考えはいかがでしょうか。

○矢作広報課長  今御指摘いただいたTDNのTDN Presentsという広報番組を、共同で持ち回りで番組を流すという仕組みになっております。

年間、豊島区に関しましては、ケーブルテレビが制作した番組3本がそういったネットワークで、100万世帯全国で見られるという状況になっているのを私も調べて知った次第ですけれども、ちょっと自主制作でなければいけないという、ケーブルテレビ会社が自主制作したものを放映するという協定枠になっておりますので、その辺、私どもで持っている広報番組を流せないのかなと思ったときには、ちょっと無理だというお話を伺っております。

ただ、どういったテーマで流すかといったような意味で、私どものほうからもアプローチするなり、一緒に御相談するなりして、情報発信の1つの大きなメディアとして活用していければいいなと考えております。

○根岸光洋委員  わかりました。さまざまな媒体がありますので、ぜひいろんな形で豊島区の魅力を発信していただきたいなと思います。