平成29年予特別委員会 3月13日、1款~4款の補足 ①根岸発言

敬老入浴・浴場支援

○根岸光洋委員  私のほうからは、高齢者福祉という観点からの銭湯、浴場の活用について伺いたいと思います。

現在、区では敬老入浴事業とか湯友サロンとか、高齢者向けの銭湯を活用した生きがいづくり、健康づくり事業が行われていますけれども、まず最初に、敬老入浴事業のとしま・おたっしゃカード、こちらの発行枚数というんですか、推移みたいなものについてお聞かせください。

○渡邉高齢者福祉課長  おたっしゃカードの推移ということでございますが、昨年度、27年度は、延べの入浴、敬老入浴の数ということでは10万7,913人でございました。少しさかのぼりまして、25年度から申し上げますと、11万1,660人、そして26年度が10万8,860人ということでございます。

○根岸光洋委員  いずれにしても、10万人を超える方が、10万回というのかな、おふろを使って、そういうところで利用されているという大変に大きな事業だと思います。予算的にも4,500万ですか。今回拡充が112万7,000円されたということで、回数も多分当初、一番最初は24回でしたっけ、が26回になり、今回30回に拡充されるということですが、この辺のねらいはどういったことがあるんでしょうか。

○渡邉高齢者福祉課長  やはり高齢者の方の健康保持という観点から、この敬老入浴の事業を行っているところでございますが、あわせて、銭湯が今非常に厳しい状況にあるということで、浴場組合の要望もございまして、今回、回数の増に至ったというところでございます。

○根岸光洋委員  ありがとうございます。それで、あと、この入浴事業実施要綱を見ますと、月2回で、また、子どもが、5月は3回、子どもが年2回、こどもの日と敬老の日に、小学生以下の子どもの入浴が無料になって、世代間の交流を図ることを目的とするという事業の目的でありますが、子どもについてはどのぐらいの数が入っているかというのはわかりますか。

○渡邉高齢者福祉課長  申しわけございません。子どもの数につきましては、無料ということですので、そこの数は上がってございません。

○根岸光洋委員  そうしますと、子どもの費用というのは特に浴場のほうに、これは文化かわからないけれど、予算的にはないということなんですか。

○渡邉高齢者福祉課長  申しわけございません、説明が不足をしておりまして。カード自体、おたっしゃカードということで、浴場のほうと機械でデータを結んでおりまして、そこの数ですべて把握をさせていただいているということで、すべて込みの人数ということで、各浴場のほうに金額のほうをお支払いをしているという事業でございます。

○根岸光洋委員  きょうはちょっと高齢者向けのことをお聞きしたかったんですけれども、こういう子どももせっかく入れるということと、あと、いろいろ各区のやつを見ると、豊島区は1回100円ですか。いろいろ区がやっていて、200円のところもあれば、50円でというところもあれば、突出して、見ると、多分、荒川区は、小学校以下のお子さん連れの親子は無料で入浴できますとか、また、足立区のほうでも、中学生、高校生は通年学割が適用され、1回300円で入浴できるとか、いろいろ何か。あと、葛飾区は、銭湯家族の日ということで、毎週日曜日、大人と一緒に区内の浴場を利用する小学生以下のお子さんは無料で入浴できるとか、さまざま何か、このおふろを高齢者のみならず、高齢者と家族とファミリーで利用していくということで、少しでも銭湯の魅力を伝えて、浴場の入浴者がふえるということを目的としているのかなと思うんですが、この辺については、区としては高齢者を主体に聞いているんですけれど、いかがでしょうか。

○渡邉高齢者福祉課長  各、それぞれ銭湯の取り組み、入浴の取り組みというのをやっているということではございますけれども、今のところ区としては、高齢者の方を中心として、ほかの方というところでは、こどもの日に年2回、5月と9月のところから拡大をするということは、今のところ考えてございません。